校長室便り
2014年03月04日
春よこい

 2月は短く、あっという間に3月になってしまいました。想定外の大雪で、交通機関の混乱や道路封鎖など関東周辺は大きな被害に見舞われました。また、ソチでは冬季オリンピックが開催され、数々の報道の中に様々なドラマを見受けた今年の2月。成城学校でも3回の中学入試と高校入試をはじめ、いつもとは少し違う風景がありました。それらをいくつか紹介したいと思います。

1.大雪の除去

中学入試も一区切りついた2月10日(月)の朝、8日(土)に降った大雪の状態を心配しながら早めの出勤をしました。ところが牛込柳町の駅出口から学校までの間の道路がきれいに除雪されていて、ホッとしたのと同時に、日曜日に町の人がして下さったのかと想像しました。いつものように正門前で生徒を迎えていると、夜勤を終えた警備員さんが、前日2月9日(日)に本校でバレーボールの大会があり、本校の中学1年生達が学校から駅までの間を全部雪かきしたのだと教えてくれました。在校生や、学校の前を通る町の人々の安全に貢献してくれたことを大変嬉しく、また誇りに思いました。中学1年バレー部の生徒に感謝!! お疲れ様でした。

2.第3支部・生徒定期演奏会

第3支部音楽研究会主催の第36回生徒定期演奏会が大田区民センター・アプリコで開催され、行ってきました。東京にある私立学校は地域で分けられていて、第3支部とは新宿区、渋谷区、調布市です。今年の支部長校である保善高校の関口校長先生のスピーチに始まった演奏会は今年で36回目を迎えました。この会は第3支部の各校生徒が集まって運営し、演奏する、まさに生徒による手作りの会です。吹奏楽あり、合唱あり、オーケストラあり、それぞれの学校の特色が生かされていました。

トップバッターは、成城中学高校吹奏楽部。本校物理科の岩本教諭が堂々と指揮台に上がると、45人の生徒達による演奏が始まりました。曲は「コレオグラフィー」。アップテンポな力強い演奏で始まり、しばらくするとゆったりとした美しい曲想に変わり、再びアップテンポになってスパッと終わった、まさに男子校らしさが表われたカッコイイ演奏でした。3月の定期演奏会でもう一度聞きたい曲です。今から楽しみにしています。

3.調理実習のご招待

2月13日、高校2年の調理実習に招待されました。生徒達が「そろそろ用意ができます」と校長室に迎えに来てくれ、一緒に調理室まで行くと、調理台の脇にあるオーブンの中には、表面に亀裂が入り始めているチョコレートケーキがあり、間もなく焼き上がるという状態でした。紅茶を入れてふわふわのガトーショコラをみんなで切り分けて試食。なかなかの出来栄え。きっと卵の泡立てをみんなで力一杯やったのでしょうね。何だかほのぼのとした雰囲気に癒されました。出来映えもさることながら、感心したのは片付けの手際良さでした。テキパキと、見事に元通りにして時間内に終了。約40人ずつ8クラスの男子生徒を指導する家庭科の山田教諭もさすがです。家庭科は男女共修の時代。家庭生活の基礎をしっかり身に付けてほしいものです。

4.高3先輩による学習指導

本校は臨海学校を全国に先駆けて始めた学校として知られていますが、中でも先輩が後輩を指導するという「補助員による指導」があり、今なお生きています。この伝統は様々なところに根付いているような気がしますが、今回新たな場面が生まれました。

学校推薦による大学入試で合格した生徒達の有志が、自習室で中学生に放課後指導を始めてくれました。3月考査を前に質問などに対応しています。生徒達には助けを借りながらも、自分で勉強する習慣をつけることを目指して頑張ってほしいと期待しています。

平成26年3月4日 今年も【巣立ち】間近。

 学校法人成城学校
成城中・高等学校
校長 栗原卯田子

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