校長室便り
2014年11月01日
文武両道主義の秋

 日一日と秋が深くなってきました。10月の本校は、正門前の旧本館の解体が進んで、高い空に新校舎の正面が門からしっかり見えるようになりました。本館跡は「サブグラウンド」へと変わります。ここでスポーツする生徒の姿が今から待ち遠しいですね。
一方、中学校、高等学校の受験を控えた児童、生徒の皆さんにとっては、いよいよ受験校を選択する季節になりました。受験生にとって間違いのない学校選択となるよう、しっかりと情報提供をしていきたいと思います。

 

1.日本生物学オリンピック

 8月号で本校生徒が「日本生物学オリンピック2014」の本選出場者に選ばれたことを紹介しましたが、このたび本選筑波大会の受賞者一覧が「JBO日本生物学オリンピック」の公式ホームページに発表されました。結果は敢闘賞。
錚々 そうそう たる校名が並ぶ中、本校の今村尭昭君の名が輝いています。ご覧ください。

 

2.日本学生科学賞・東京都大会

 10月初旬「第58回日本学生科学賞東京都大会 入賞のお知らせと表彰式のご案内」が校長室に届きました。中学3年の手島涼太君が応募した「マイクロカプセルの研究」(化学)が入賞し、10月18日の表彰式で「優秀賞」を頂きました。小さな芽が伸びてきました。おめでとう。

 

3.創造性の育成塾

  「創造性の育成塾」とは、全国から選ばれた中学2年生40名を対象に毎年実施され夏合宿で、ノーベル賞受賞者などが講師となって様々な科学分野の学習に取り組むものです。たまたまそのホームページを開いたら、本校の生徒が創造性の育成塾7期生として投稿していました。何と、今夏のエンパワーメント・プログラムでの体験を紹介していました。
様々な体験を生かして、科学の芽をどんどん伸ばしてほしいですね。

 

4.カリフォルニアから藤田先生来校

 エンパワーメント・プログラムの創案者であるカリフォルニア大学デービス校の藤田先生が来日され、お忙しいスケジュールを調整されて10月2日に校長室に立ち寄ってくださいました。私の足の怪我を心配され、お見舞いを兼ねての訪問でした。当日朝に正門で会った生徒に教えたところ、休み時間をやりくりして高校2年の生徒たちがぞろぞろと校長室に来てくれて、藤田先生と再会。短時間の訪問ではありましたが、本校との今後の連携を考える良い機会となりました。
また、この9月に本校の卒業生がカリフォルニア大学デービス校に入学しました。数年後に彼が、エンパワーメント・プログラムの留学生として本校に戻ってきたら素敵なことだと、今から心待ちにしています。

 

5.中学野球部 優勝旗

 既に「日々の成城生活」10月3日のページで、中学野球部が東京都秋季大会地区予選第2ブロックで優勝したことが紹介されています。10月4日に「優勝旗」を2号館事務室前のロビーに飾りました。成城中学校の校名が書かれたリボンが付いています。優勝旗は次の大会まで本校でお預かりしますが、再び本校に戻ってくることを期待しています。

本校に飾ってある優勝旗

 

6.文武両道 一橋大学に進学した本校卒業生

 韓国の仁川で実施され10月4日に閉幕された「第17回アジア競技大会」に、ボート競技種目「男子エイト」の日本代表選手8人の一人として本校卒業生の中村澄人君が出場し、銀メダルに輝きました。彼は、本校在学時は自転車競技部で活躍し、進学先の一橋大学ではボート部に所属。文武両道主義を掲げる本校が誇れる卒業生の一人です。リオデジャネイロの次期オリンピック出場を今から楽しみにしています。

 

7.グローバル 宇宙ロケット打上げスタッフに任命された卒業生

 ある日、私の机の上に、SサイズのTシャツが置かれていました。広げるとNASAの文字。5月号で紹介したあの本校卒業生が、NASAから戻ったのだ、とすぐ分かりました。彼は、成城高校から医学部へ進学し医者として勤めていた病院を辞め、JAXA(筑波宇宙センター)で「宇宙飛行士の健康管理」の仕事に転職、この6月からアメリカのNASAで訓練を受け、このほど戻ってきたということです。なんと、11月にロシアで打ち上げられるロケットに関するスタッフに任命されたそうで、今は任務の準備で多忙だけれど、終了したところで来校したいとのメールが来ました。今から楽しみです。彼はまさにグローバル人材。再会して【グローバル時代に求められるものは何か】を話し合いたいと思っています。
私は、いつも言っていますが、「知・仁・勇」に行きつきます。
☆確かな知識、教養、賢明な知性
☆思いやりの心、チームワークを得意とする柔軟さ
☆困難な課題にも果敢に挑戦する勇気、前例なき課題に
挑戦する強靭な力

まさに、成城の「知・仁・勇」は、古くて新しい教育理念です。

 

※ ホットニュースはまだまだ続きます。次号では、今回紹介しきれなかった中学の【短歌を詠もう!君も歌人】、【私たちの身の回りの環境地図作品展】、高校の【古文作文】などを紹介する予定です。

 文化祭での古典作文の展示

 

 文武両道主義の2学期。

 平成26年10月31日

 学校法人成城学校
成城中・高等学校
校長 栗原卯田子

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