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本日は少し前の話題になりますが、自転車競技部が昨年度の春に参加した三宅島レースの紹介を致します。大会の正式名称は「ツール・ド・ジャパン2010第2戦三宅島ステージ 兼JCRCシリーズ第4戦」と、少し長めのタイトルです。日刊スポーツなどが協力して開催している、三宅島の復興支援レースです。 |
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6月18日(金)の夜に竹芝桟橋を出港したフェリーは、土曜日の朝に港に到着しました。天候が少し悪かったので、少々揺れた船旅でしたが、部員たちはゆっくり眠れていたようです。 |
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少し仮眠をとった後、着替えて三宅島のエコライドへ。天候が心配でしたが、三宅村の村長さんの「私は晴れ男です。晴れます!」との予言の通り、天気はなんとか持ちこたえました。 |
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三宅島の一周約30㎞のコースを走り、火山ガスのため立ち枯れた樹木や、溶岩に飲み込まれた小中学校を見て、部員たちは自然の力に驚いていました。新入部員の高校1年生は初めてのロングライドなので、先輩部員たちに乗り方を詳しく教えて貰っていたようです。 |
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エコライドの後は、島民の皆さんからの歓迎セレモニーです。三宅島の伝統の太鼓や、獅子舞を見せてもらいました。獅子に頭を噛んで貰うと、厄除けになるらしく、部員たちは頭を沢山噛まれていました。途中からは、部員たちも一緒に踊りに参加させてもらっていました。 |
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そして、一夜明けてレース当日です。スタート前の緊張の(?)瞬間です。 今回のレースは、先日紹介したヒルクライム(登坂)レースではなく、クリテリウム(周回)レースです。レース内容によって、戦略が変わるのも自転車競技の面白さの1つです。 |
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レーススタート。高速で走るので、集団走行になっています。前の選手を風よけにして走るというのも自転車競技の特徴の1つでしょう。いつ集団から飛び出てアタックを仕掛けるかが、クリテリウムの醍醐味です。 |
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今回のレースでは、引退する部長がEクラスの2位入賞。そして、代替わりする新部長がFクラスの1位優勝でした。それ以外にも、多くの入賞者がでました。満足のいく結果を残せて、部員たちは喜んでいたようです。 |
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最後はフェリーによって三宅島を離れます。毎年、多くの島民の皆さんが見送りに来てくれます。自分たちが全力で練習した成果が、三宅島の復興にもつながるこのレースは、自転車競技部にとって大切なレースの1つです。 |
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