今日は6月12日(日)に行われた中学校運動会の「棒倒し」の様子をご紹介いたします。
棒倒しは中学2年生の競技です。紅白に分かれ、2クラスが守る2本の棒を、1つのクラスが攻める形で行われます。勝負は三回行われ、組み合わせは以下の通りです。
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赤組
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白組
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一回戦
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攻撃:A組 守備:B・C組
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攻撃:D組 守備:E・F組
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二回戦
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攻撃:B組 守備:A・C組
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攻撃:E組 守備:D・F組
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三回戦
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攻撃:C組 守備:A・B組
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攻撃:F組 守備:D・E組
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棒倒しは、棒を守るのにも、攻めるのにも、チームワークや作戦が必要になるこの種目。今年度の対戦結果は、2勝1敗で白組の勝利でした。
以下に、B組のある生徒が書いた棒倒しの感想をご紹介いたします。練習からずっと負け続きだったB組の、隠れたドラマを知っていただけると思います。
頑張った棒倒し
ぼくたちは、棒倒しがとても弱く、すぐ相手が乗っかっただけで倒れてしまうチームでした。また、A・B・C組は弱くて、ぼくは全敗してしまうか不安でした。
ぼくの場所は土台で、棒を支える一番重要な場所でした。なので、少しでも力を抜くとそこから倒れていってしまいます。でも、ぼくは、この土台の場所が好きでした。自分の周りに、一致団結して棒を守っている仲間がいるからです。ぼくが倒れそうになっても、後ろから力が加わって、「倒したくない。」という思いが伝わり、あきらめたくないという気持ちが強くなります。ぼくはこの感じが好きでした。
運動会当日、お昼が終わり、ついに頑張って練習してきた棒倒しが始まりました。最初は、ぼくたちは守備で、D組の攻撃を守り抜かなければなりません。D組が攻めてきて、ぼくたちは、すぐ倒れてしまいました。本当にすぐ倒れたため、自分の力はこんなものかと思いました。二回戦目、ぼくたちが攻めにいきます。ぼくはF組の方に行って攻めましたが、A・C組の棒がすぐ倒れてしまったため、負けました。三回戦目、2対0で勝っても負けてしまうという中、ぼくたちは一回でも相手に勝つという思いで団結して、最高の守備をしたため、F組の攻撃をみごとたえぬいて、一回だけ勝つことができました。
試合がおわって、やっぱり負けてしまったけれど、みんなと力を合わせて何かやるというのは、楽しいなと感じました。
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