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2011年07月17日
校舎裏のシダ植物

 成城の敷地の中には、シダ植物が繁茂している所があります。ここは校舎で陰になっているので、耐陰性の強いシダ植物や、ヤツデなどの陰性植物が多く見られます。

 シダは種子ではなく、コケのように胞子で子孫を増やします。森林の下層を緑で覆い、豊かな森を作る大切な役割を持っています。また、昔から人間はゼンマイやワラビを食物としたり、ヒカゲノカズラを薬用としたり、様々な形で利用してきました。

 実はここのシダは成城の大切な財産。胞子をつくる時期に、理科の実験材料として利用しています。胞子のうがどのように胞子を飛ばすのかを、顕微鏡を使って観察しているのです。

 この校舎裏に、最近、シュロの幼木が生えてきました。シュロはヤシ科の常緑樹で、鳥が種を運ぶので、色々な所に生えてきます。南国風の外見は愛らしさを感じますが、繁殖力がとても強いので、庭園の管理者の悩みの種でもあります。

 身近な自然を観察し続けていると、時に不思議なことを発見できます。このような発見は新たな知識を得るチャンス。是非、調べてみて下さい。

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