学校行事
2011年07月24日
中2:林間学校(3)

 本日も一昨日昨日に引き続き、7月18日(月)~20日(水)に行われた中学2年生の林間学校の様子をご紹介いたします。

 林間学校もいよいよ最終日。「黒部ダム」を目指します。課題図書に「黒部の太陽」を読み、小講堂で事前指導をくり返した生徒たちにとって、黒部ダムは待ちに待ったメインイベントでもあります。

 関西電力が社運をかけて掘り進めた関電トンネルを抜けた先は、なんと晴れ。遠くには青空も見え、立山の全貌を見ることができました。本当に彼らは強運です。

 黒部ダムの破砕帯の湧水を飲んでいる生徒も居ました。黒部の地が、水の豊かな土地であることが分かります。

 ダム建設の生コンクリートを運んだバケットの大きさには、彼らも驚いていました。ダム建設の際に、こちらのコンクリートバケットは通算178,000回、多い日には1日に960回も、クレーンで往復したそうです。

 また、黒部へと至る山道は、想像以上に急峻でした。当時、「黒部に怪我はない。」と言われていたのも、納得できます。この辺境の地に、ダムを建設しようとした計画が、いかに壮大であったかを思い知らされます。

 ただのダムではなく、そのダムに込められている思いを知っていた生徒たちは、どのように黒部ダムを眺めていたのでしょうか。9月に提出される感想文が楽しみです。

 鉄道好きの生徒たちには、黒部ダムを走るトロリーバスも好評でした。電気で動くので、長いトンネルの間、排気ガスを出さずに運行できるエコな乗り物であるとのこと。日本ではここだけでしか乗る事ができないそうです。

 最後は、安曇野スイス村で昼食です。水の綺麗な長野のそばは、とても美味しかったようです。

 台風の影響が心配された林間学校でしたが、実際はほとんど影響を受けずに林間学校を無事に終えることができました。

 短い3日間でしたが、生徒達にとって、たくさんの思い出が残る行事であったと思います。林間学校を支えてくれた現地の方々、保護者の方々に感謝いたします。

 

 以下に、生徒の感想文をご紹介いたします。

 「自然を守る」

 

 今年の林間学校を通じて、僕はたくさんのことを学び、また感じました。その中でも特に印象に残ったのが自然の雄大な姿です。

 一日目の栂池高原を見て、僕は心の奥を揺り動かされるような感覚を受けました。見渡す限り、自然が作り出した色で染まっている絶景には言葉が出ず、「人間には、ここまで人を感動させるものはつくれないだろうな。」と感じました。

 二日目の山登りでは、その自然がもたらす恐怖を覚えました。霧が深く、先がうまく見渡せない場所では、今にも山から転げ落ちてしまいそうな思いでした。

 三日目の黒部ダムでは、正直一日目、二日目と比べると少し感動が小さかったです。確かに大きなダムを見ていると、当時の人々の工夫や苦労が想像できたけれども、大自然の風景と比べると、小さな物のように感じました。

 僕は今まで、地球温暖化や排気ガスの問題で自然が壊されている事に対して、あまり関心がありませんでした。それは自然を大切にする意味を実感していなかったからだと思います。ですが、この林間学校で僕なりの、その意味を知ることができました。人工ではあの大自然を造ることはできません。この大自然を一秒でも長く存在させ、一人でも多くの人々にこの感動を知ってもらいたいので、僕は精一杯努力したいと思います。

<参考>

・年間行事:林間学校

・日々の成城生活:中2の林間学校(3)…3日目の様子

・日々の成城生活:中2の林間学校(2)…2日目の様子

・日々の成城生活:中2の林間学校(1)…1日目の様子

・日々の成城生活:中2の林間学校概要(下見写真)

・日々の成城生活:中2の林間学校事前指導


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