エンパワーメント・プログラム(Empowerment Program)実施報告
8月12日(月)~16日(金)の5日間、中学3年から高校2年の希望者60名を対象に、本校初の試みとなる「エンパワーメント・プログラム(Empowerment Program)」が実施されました。カリフォルニア大学から招いた大学生ら(以下、UC生)とベテラン講師2名が毎日6時間、英語漬けの環境を提供しました。
日々のセッションは基本的に5名の生徒と1名のUC生が1班として机を囲みます。そして2つの教室に6班ずつ入り、各々を講師が統括してプログラムを進行しました。班の組み換えやUC生のシャッフルは随時おこなわれ、誰もが多くの人物と対話できるよう配慮されていました。
初日の朝はどの生徒も表情が硬く、なかなか言葉が出てきません。しかし、講師やUC生の巧みな誘導により、生徒はすぐにリラックスし、少しずつ大胆になり、積極的にプログラムにのめりこんでいくようになりました。
ディスカッションで扱われた主なテーマは、「前向きに考えること」と「アイデンティティ」について。どちらについても深く考え、意見を交わすうちに自信と自己肯定感を得ていることが、見学者にも手に取るように伝わってきました。
また、座学だけではなく、新校舎地下の真新しい体育室を用いた活動もありました。UC生の国の遊びを教わったり、皆で一緒に新しいスポーツを考案したり、といった活動には、まさに体当たりで臨んでいました。
最終日の午後は、このプログラムのハイライトである個人プレゼンテーションです。すべての参加者に加え、お招きした保護者の方々の前で、どの生徒も自分の思いを堂々と英語でスピーチしました。
生徒全員に修了書が授与され、校長先生から英語で閉会宣言がなされた後も、生徒とUC生たちは小講堂にとどまり、記念写真を撮影しながらいつまでも別れを惜しんでいました。
スピーチの内容など、本プログラム実施中の詳しい様子は9月以降の学校説明会においてもご紹介いたします。どうぞご来場ください。
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