成城スクールライフ
2014年03月25日
中学生:私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(1)

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 本日より回数を分けて、中学生たちの「第23回 私たちの身のまわりの環境地図作品展」(主催:環境地図教育研究会)の受賞作品を紹介致します。

 今回は日本地理学会長賞を受賞した、中学2年生の佐藤くんが作成した「ごみ集積所MAP~どう捨てたら良いのか~」をご紹介します。

 

 本校では、夏季休暇中の課題として、環境地図の作成を実施しています。環境地図とは、身のまわりの環境について自分で調査したこと、観察したこと、考えたことを地図にしたものです。身のまわりの環境地図をつくることを通して、計画の立案・調査準備・環境の観察・記録・地図作り・地図の読み取り・考察・発表など、総合的な学習をすることができます。作成した環境地図は、2学期の授業時に発表する時間を設けており、良いプレゼンテーションの機会になっています。

 

 毎年、提出された環境地図の優秀作は、世界規模の地図作品展である、「私たちの身のまわりの環境地図作品展」に応募しています。今回は、国内から1818点の応募がありました。

 


 受賞者からの作品の説明・感想は以下の通りです。

<受賞者からの作品の説明・感想>

 『環境地図』と聞いてまず思いついたのは、小学校の総合の学習で作った『地域安全マップ』でした。グループごとに学校の周りを歩き、危険な場所の写真を撮り地図に示していきました。その時に知ったのが、新宿区の『塀の生垣化への取り組み』でした。

 昨年は、その経験を生かして、避難経路上のブロック塀と生垣を示した地図を作りました。地震が来れば崩れてしまいそうなブロック塀がある中、新築のマンションや住宅を取り囲む生垣には、安全とともに街に緑を増やすという大きな役割があることを知りました。

 今年は、同じ地域でごみの問題について調べました。部活の朝練のために朝早く通る住宅街で見かけるのは、夜のうちに不法に出されたごみを荒らすカラスです。一人一人がルールを守り、回収時刻直前にごみを出せば、カラスの被害を防げるのではないかと考えました。そこで、地域のごみ集積所のごみ収集日前夜と回収直前の様子を写真に撮り、ごみをどのように捨てるのが良いのかを示した地図を作りました。

 環境地図を作るには、調べることよりも地図に表すことの方がたいへんです。模造紙1枚に伝えたいことをすべて表現しなければなりません。背景の色、道路の色、建物の色、写真の大きさ、写真と文字のバランスなど、どれも手を抜かずに丁寧に仕上げます。先生からアドバイスがあったとおり、見る人の目をひく作品になるように心がけました。

 昨年の北海道教育大学長賞に続いて今年は日本地理学会長賞を受賞することができました。そして何より、自分の住んでいる地域の環境について、じっくり考える機会を得たことが良かったと思います。

<参考>

<2013年度受賞作品紹介>

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展

<2012年度受賞作品紹介>

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(7)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(6)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(5)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(4)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(3)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(2)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(1)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展

<2011年度受賞作品紹介>

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(7)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(6)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(5)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(4)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(3)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(2)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(1)

<2010年度受賞作品紹介>

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図の作成


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