成城スクールライフ
2014年03月26日
中学生:私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(2)

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 本日も引き続き、中学生たちの「第23回 私たちの身のまわりの環境地図作品展」(主催:環境地図教育研究会)の受賞作品を紹介致します。

 今回は地図調整技術協会長賞を受賞した、中学2年生の森本くんが作成した「点字ブロックの理想と現実」をご紹介します。

 


 受賞者からの作品の説明・感想は以下の通りです。

<受賞者からの作品の説明・感想>

 目の不自由な方を通学路でよく見かける。白い杖をせわしなく動かしながら、点字ブロック沿いを足早に歩く姿を見て、点字ブロックがどのように役立っているのかを、地図のテーマにしようと考えた。

 まず、地図の範囲に品川駅付近を選び、資料を集め始めたところ、品川区が数年前、大井町付近の触地図を発行していたことを知り、区役所に問い合わせた。触地図とは、地図上に凹凸のある、目の不自由な人向けの地図である。事情を説明したところ、貴重なバックナンバーを快く分けていただくことができた。今回の審査で評価された地図上の凹凸は、この触地図をヒントに工夫して作ったものだ。点字ブロックの種類、ルールなど、手軽に集められる情報もあるが、関係各所にご協力いただき資料を入手すれば、視野が広がるように思う。

 現地に赴き取材する際には、仕上がった地図を常にイメージするべきである。例えば写真撮影においては、地図を見る側がイメージしやすいアングルを選ぶと良い。偉そうに書いているが、地図の向きとは逆方向から撮影したものや、光不足のものなどがあり、撮り直しが大変だった。また、取材する中でいくつもの意外な発見があった。なんと点字ブロックは車いす利用者にとって障害になり得るのである。また、旅行先、合宿先などで見つけた点字ブロックの状態からは、ハンディキャップに対する行政の姿勢が想像できた。

 旭川の会場に展示されていた入賞作は目を見張るものばかりだった。環境地図作りで最も大切なのは、作品が地図であることだと言えば、誰もが当然だと思うであろう。しかし、取材した情報を一枚の地図上に盛り込み、テーマを表現するのは難しい。上位3位までの作品は特に全体のバランスが良く、内容も優れていた。力作の並ぶ中、今回、地図調整技術協会長賞をいただき、大変光栄に思う。また、この様な機会を与えていただいたことに深く感謝したい。

<参考>

<2013年度受賞作品紹介>

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(1)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展

<2012年度受賞作品紹介>

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(7)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(6)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(5)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(4)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(3)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(2)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(1)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展

<2011年度受賞作品紹介>

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(7)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(6)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(5)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(4)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(3)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(2)

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図作品展・受賞作品紹介(1)

<2010年度受賞作品紹介>

・日々の成城生活:中学生の私たちの身のまわりの環境地図の作成


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