本日は、4月中旬に行われた中学1年生の理科生物分野の授業の様子をお伝えします。
中学1年理科生物分野で、スケッチの実習を行いました。標本の特性と観察目的に応じて、光学顕微鏡・双眼実態顕微鏡・ルーペから適切な器具を選択して観察し、スケッチします。生物のスケッチは、標本の形態的特徴を正確に表現するもので、美術のデッサンなどとは根本的に異なり、絵の上手い下手は関係ありません。細部までよく観察し、その特徴をとらえなければ表現できませんから、スケッチは観察力が問われます。これからたくさんの実験を行い、その結果を考察してレポートにまとめていきますが、そのとき、スケッチという手法がしばしば必要となります。今回の実習はそのための訓練といえます。
生徒達は植物の葉などを観察し、その微細な構造に魅了され、夢中になってスケッチを行っていました。今後、これらの実習が生かされ、良いレポートをかけるようになるといいですね。
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