中1:理科2(植物成長測定)
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中学1年理科第2分野では、植物の成長速度の測定を行いました。新校舎1号館の吹き抜けで栽培している様々な植物から各班2種を選択し、6月初旬から下旬にかけて、2回にわたって地上部の長さと葉の枚数を計測しました。2回目の計測の後、調べた個体の平均値から散布図を作成し、2種間の成長速度の違いを考えます。中には「ほとんど成長していない。失敗した!」という生徒もいますが、伸長成長がほとんど停止しているのには、それなりの理由があるはずです。計測と同時に記録した葉の形態や成長段階(栄養成長段階か繁殖成長段階か)などを材料に考察し、そのような結果になった理由を説明できるといいですね。また種間比較をしていますから、それぞれの種の成長戦略について考察したり、茎の長さや葉の枚数で成長速度を見積もることが本当に適当なのかどうか、もっと適切な指標があるのかどうかなど、実験の設定自体にたいして批判的な考察ができると素晴らしいレポートになることでしょう。 |
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