成城スクールライフ
2014年10月22日
第58回 日本学生科学賞東京都大会(優秀賞受賞)

手島涼太くん(右)と引率の水野教諭(左)

 昨日から本校では10月考査(中間試験)が始まり、生徒たちは日ごろの努力の成果を発揮しようと頑張っています。そんな中、第58回日本学生科学賞東京都大会表彰式が10月18日(土)によみうり大手町ホールにて開催され、本校の生徒が優秀賞を受賞しましたので、その様子を紹介します。

 日本学生科学賞は、戦後日本の復興期に科学教育の振興を願い、未来の優秀な科学者を生み出すため「国際地球観測年」の1957(昭和32)年に創設されました。理科教育に基づく中学・高校生の公募コンクールとしては、国内で最も伝統と権威のあるものです。(日本学生科学賞HPより)

 今年は中学の部で156点の応募があり、そのうち41点の受賞作品が選ばれました。本校からは、中学3年生手島涼太くんの「マイクロカプセルの研究」が優秀賞を受賞し、壇上で表彰状および盾が授与されました。
 マイクロカプセルは、人工イクラや人工キャビアなどにも応用されているものです。手島君は、カルシウムイオンが含まれているビーカー内の水溶液に、アルギン酸イオン(藻類から抽出することができる)をシリンジから滴下することによりマイクロカプセルを調製するという実験をしました。そのとき、ビーカー内に長時間放置したサンプルは、カプセルの膜が厚くなり、硬くなったことに気付きました。そこで、反応時間を変えたサンプルをキッチンスケールの上に置いて画鋲の針を刺し、膜を貫通したときのキッチンスケールの読み(画鋲に加えた力を測定しているので、カプセルの硬度とみなしました)を測定したところ、反応時間とカプセルの硬度が比例関係にあることを見出し、論文にまとめて応募しました。
 まだまだ、研究途上での応募とのことでしたが、思いがけず大きな賞を受賞することができました。さらに、研究を続けて来年度以降もチャレンジを続けて欲しいと思います。

 

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