![]() 実験の概要や実験手順についての解説の様子 |
本日は高校3年生の講座制授業から、化学実験の様子をご紹介いたします。こちらは1月21日(水)に行われたもので、ヨウ素滴定によって清涼飲料水中からビタミンCを定量するという実験でした。 この実験に参加したのは、大学入試前に重要な化学反応等の実験操作を体験したいという生徒、すでに理系の大学への進学が決まり、大学入学後を見据えて実験操作に慣れておきたいと考えて参加した生徒など、とても意欲の高い生徒たちです。これまでの学校生活の中で幾度となく実験を行ってきているため、今回参加した生徒たちはみな非常に手際よく実験操作をこなし、参加した複数の理科教員も感心しておりました。今回の実験では、利用する薬品はあらかじめ指定されているものの、それぞれの薬品をどれぐらい使用すれば適切な実験結果が得られるかについては、生徒たちが自分で計算して求めなければなりません。実践的な課題だったため、理系の生徒といえどもかなり難しい内容だったようです。実験時間は1・2限が予定されていましたが、3限に突入しても引き続き真剣に実験に取り組む生徒たちがいるなど、実りの多い実験となったようです。 高校3年次の正規の授業は2学期で終了しますが、受験を間近に控えた3学期には、希望者を対象に講座制授業を実施しています。センター試験直前対策や難関大学対策など受験直前対策講座として、希望者の多少にかかわらず各教科の講座を開講します。また、体育や理科の基礎実験なども開設されることがあり、生徒たちは、受験勉強で疲れた体のリフレッシュや大学入学後の下準備としても、この講座を大いに活用しています。 もうすぐ2月です。大学入試も本格化してきました。3年もしくは6年間、成城で培った学力と、知・仁・勇の三光星を胸に、若き成城健児たちが自らの進路を切り開いてくれると信じております。がんばれ、成城生! |
複数の理科教員が指導にあたります |
試薬を教室前方に取りに行きます |
手順を確認しながら実験します |
どの道具を使うのが適切なのかも自分で考えます |
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自分で考えながら実験を進めます |
計算も自分で行い、適切な実験結果が得られるようにします |
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