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数学3は、計算力向上を目的として中学1年次に週1時間行っている授業です。プリントを中心とした演習形式の授業であり、同時に3名の数学科の教員が生徒の計算や答案作成の指導と添削を行います。生徒は個々の力に応じたプリントに取り組み、ある課題に合格すると、次の課題に進むことができます。正確に、できるだけ速く―確かな計算力を得ることを目的に、生徒たちは頑張っています。 2学期に行われたある日の数学3は、コンピュータ教室を利用して数学の楽しさに触れる授業を行いました。この日のテーマは素因数分解です。 素因数分解とは、ある整数を素数の積の形で表すことで、例えば |
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のように表します。 この日の授業では、まずこの素因数分解を用いたアニメーションを紹介しました。その後、マウスとキーボードを巧みに動かしながら、シューティングゲームの要領で大きな数を素因数分解するという「Sigma Prime」というゲームを楽しみました。授業が終了する直前までに競ってたくさんの数を素因数分解し、中には下の写真のようにとても大きな数の素因数分解に成功する生徒もいました。 素因数分解は今後の数学の授業の中で、ときどき顔を出す内容です。この日の体験で生徒たちにとって少しでも身近なものとして感じてもらえればうれしいです。 |
これは8=2×2×2を表すアニメーションです |
これは205=5×41を表すアニメーションです |
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62208という大きな数字も素因数分解します |
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<参考>※学年順。過年度の記事も含まれています。 |
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