クラブ活動
2015年09月04日
自転車競技部:全国高等学校総合体育大会自転車競技ロード競技

自転車競技部の高2山﨑は、8月6日から平成27年度全国高等学校総合体育大会の自転車競技大会「2015風になれ今青春が走り出す君が創る近畿総体」に出場してきました。
1学期の終業式で関東高等学校自転車競技大会のロード競技で第20位となり、この全国高等学校総合体育大会に出場することが発表され、登壇した高2山崎は照れ臭そうに挨拶をしていましたが、心の底では恥ずかしい結果は残せないと決意を新たにしていたそうです。
開会式は、8月6日に大阪府岸和田市の岸和田競輪場で行われました。東京でも猛暑日になっていたこの日、岸和田市も猛暑でした。幸いにも、開会式は特別観覧席を利用して行われました。高校野球は入場行進がありますが、室内で行われているため入場行進はありませんでした。その代わりに、北海道から沖縄県まで出場校名の読み上げがありました。東京都代表選手の統一ユニフォームを着用し、開会式で「成城高等学校」と学校名が読み上げられた時は、しっかりと起立をして挨拶をしていた姿にいつも以上のやる気を感じました。

大会当日の8月10日は、8時30分定刻通りに1周5.81kmの鈴鹿サーキットを18周(合計104.58km)の猛暑の中での長丁場のレースがスタートしました。スタート後、実際に補給できるのは6周回目からと大会特別規則で決められていましたが、5周目までは補給エリアに移動した高2相川と引率顧問の2人で大声で高2山﨑を呼び、補給エリアのどこにいるのか確認をしました。「どこにいるか確認できたらハンドルから少し手を離して合図をする」約束になっていて、補給開始までに合図する姿が確認でき補給の準備が完了しました。
6周回目から補給が開始されました。ツール・ド・フランスなどでもそうですが、ロードレースでは集団から飛び出して逃げ切りを図る「逃げ集団」とその逃げ集団との時間差を測りつつ大きな集団を形成し追走する「メイン集団」に分かれてレースが展開されます。高2山﨑はメイン集団のやや前方から後方でレースを展開していました。逃げ集団にいれば人数も少なく、補給も安全にできるのですが、メイン集団にいた高2山﨑は補給エリアに近づこうとしても近づけなかったり、左手を出してボトルを受け取ろうとして他の選手とぶつかり危うく落車しそうになってしまったりして上手くボトルを受け取ることができませんでした。しかし、9周回目にボトルを受け取ることができました。今度は、空になった容器が邪魔になります。高2相川は補給エリアで補給を担当し、引率顧問はボトル投棄エリアで高2山﨑が投棄してもすぐに拾えるようにボトル投棄エリアで待機していました。

ここ数年の本大会のコースはアップダウンが激しく、「8位の選手から5分遅れの選手はレースから除外する」という大会特別規則によりサバイバルレースになっていましたが、今年は鈴鹿サーキットのコースということでさほどアップダウンがなく、メイン集団から脱落していく選手はあまりいませんでした。
大集団のまま補給が終了する15周回目を迎えました。16周回目以降も引率顧問はボトル投棄エリアで高2山﨑がボトルを捨てた際はすぐに拾えるように待機、高2相川はゴール後の高2山﨑のケアーのためにゴール地点付近で待機することにしました。
そして、最終18周回目をボトル投棄エリアをメイン集団のやや前方で高2山﨑が駆け抜けていきました。引率顧問は急いでゴールを見届けようとゴール地点に戻ろうとしたものの、ゴール地点にたどり着くまでにゴールを迎えてしまいました。例年になく、100人程度の選手がゴールできたようです。
ゴール地点にいくのを諦めて選手村に戻った引率顧問は、他の東京都代表の監督や関係者の皆様に「ウチの生徒は何位ぐらいでしたかね?」と聞くと、「集団が大きすぎて見えなかった」とか「30位ぐらいで入ってきましたよ」とか「そんなには良くなかったように見えましたよ」と情報が錯綜していました。
引率顧問がやきもきしているところに、高2相川に引き連れられて高2山﨑が戻ってきました。顧問は「何位ぐらいだった?」と聞いたところ「20位ぐらいです」という答えが返ってきました。20位以内の選手に対してはギア比チェックという検査が行われることから、喜びを隠しながら「ギア比チェックは受けたか?」と引率顧問が確認すると「ゴールした全選手に対してギア比チェックがあったみたいで、僕も受けました」との回答で、確認したことで本当に20位ぐらいだったのか分からなくなってしまいました。
残念ながら、表彰の対象は8位まで。8位までには入れていないことは確実だったので、表彰式・閉会式に出る必要がなくなってしまい、当日に帰京する予定でしたので、結果の確認は帰京してからすることにして、後片付けをして鈴鹿サーキットを後にしました。帰京する途中、全国高体連自転車競技専門部のホームページでリザルトを見て、第19位であることが分かりました。高2山﨑は、「ある程度はやれるかなと思ったけど、第19位になれるとは思わなかった」「アップダウンが少なかったのは、自分にとって良かったのかも」と感想をもらしていました。
高2山﨑は成城自転車競技部として全国高等学校総合体育大会自転車競技で初めての完走にして、第19位と大健闘をしてくれました。例年だと、本大会では第30位までに全日本自転車競技選手権ロードレースの参加資格が与えられるため、成城自転車競技部でいち早く参加資格を獲得しました。今後は、他の部員のお手本となるように頑張って欲しいと思っています。

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