成城スクールライフ
2018年09月12日
中3:理科(課題図書「バッタを倒しにアフリカへ」)
生徒たちの感想に書かれたキーワード

生徒たちの感想に書かれたキーワード

 

中学3年生の理科では、
定期的に課題図書を設定しています。

夏は2冊の課題図書を設定し、
7月の終業式締切の1冊は前野ウルド浩太郎の「バッタを倒しにアフリカへ」でした。
(※「8月末にあわてて読む」なんてことがないよう、締切を分けました。)

夏に取り組む探究活動の一助になればと思い、採用しましたが、
夢をかなえるために単身アフリカのモーリタニアに渡り、
サバクトビバッタについて研究を重ねる彼の文章は、
生徒たちが夢とはなにかを考えるきっかけにもなったようです。

生徒たちの書いた感想の一部をご紹介いたします。

  • 研究者の大変さや、人との出会いの大切さ、そこから学ぶ力の重要性がおもしろおかしく書かれていて退屈せずに読んでいられた。また、好きなことを仕事にすることがとても楽しそうだと思った。楽しめれば普通では考えられない努力なども出来るようになるので、自分も将来好きなことを仕事にしていきていきたいとおもった。
  • 虫嫌いの私にとってはどうでもいいバッタがアフリカで大量発生。飢饉を起こす原因ともなっているという。この本は、昆虫学者の筆者が、バッタの大量発生の原因を探ると同時に、バッタを倒してアフリカの飢饉から人々を救おうというお話である。モーリタニア人の時間の感覚や体を張った調査方法、無収入でありながらも続ける研究など、目的を達成するまでの過程がどれも面白かった。好きなことを仕事にするというのはこういうことなのかと思った。
  • まず、冒頭から筆者が昆虫研究者であることを疑うような展開で、驚いた。バッタ研究に勤しむためにサハラ砂漠へ来たのに、入国検査で酒を没収されて愚痴をこぼしている。ほんとに大丈夫なのかと思っていると、バッタが現れれば突然仮定、実証、解明まで舌を巻くほど迅速に行っていく。何かとバッタ運に恵まれず、一時職なしになりながらも再びバッタ研究に舞い戻り、研究していく姿は、愛着があり読みやすかった。また研究課程の様子も夏の研究の参考にしたい。
  • この本を読んで、この本を書いた著者である前野 ウルド 浩太郎は面白い人だと思った。虫を愛し、虫に愛される昆虫学者になりたい。という言葉と同じ表現でバッタに食べられたいと書いてあった。これを見て、自分だったらありえないと思いゾクッとした。しかし、前野さんに尊敬もしていた。英語しか話せないのにフランス語が公用語のモーリタニアへ一人で行き、サソリに刺されながらも最後にはバッタの大群に出会い、夢は叶えられなかったが目標を成し得ることが出来ており、そこまでできる信念が凄いと思った。自分もいつかこのように夢中になれることを見つけたい。と思った。
  • 全身でバッタと愛を語り合うのが夢である著者が書いた本は、読む前から、ふざけているとしか思えなかった。しかし、この本は人生の生き方、知恵、との両方を僕に教えてくれた。
    この著者は自分の財産全てを人類のため、そして自身の夢を叶えるために使った。その勇気ある行動にとても心を打たれた。人生というものは自身の好きなことを追い求めればよいということを教わった。この本を読んでいくうちにどれだけ著者という人物がバッタを愛し研究しているのかが心の底から伝わった。その理由として、目の前にいる大量のバッタを自分のものとまで思ってしまうところ、地雷地帯があるところまでバッタを追い求めてしまうような探求心があるからだ。
    そして、この著者は現地のほとんどの人と言葉が通じあえなくても生活していることにとても、勇気を与えられ自分の好きなことをするということは、何かを我慢しなければいけないということにも気付かされた。バッタを愛して研究したということ以外にも、知識そして勇気を与えてくれた本であった。
  • ローレンツのソロモンの指環のように、この作者の文の書体は動物(虫)への大きな愛が感じられ、フィクションのように思える数々の災難も面白おかしく笑わせてくれるようなものだった。多少気持ち悪くも思わず驚いてしまう写真や、作者のユニークすぎる性格の裏にある、読者への切実な伝えたい思いがすらすらと頭の中に入ってきた。もはやバッタを愛するどころか、バッタに食われたくてしょうがないといった作者の発想、この中には夢を追い続けることの大切さが含まれているような気がした。
  • この本を読んで、筆者は1つの論文を作るために何度も諦めずに挑戦し続けていることがわかりました。何度もバッタが大量発生せずに苦しんでいましたが、それでもめげずに観察し続けたからよい研究ができてよい論文ができたんだと思いました。また、論文は将来の就職活動にも影響するので今のうちからしっかりと準備しなければいけないと思いました。日頃から身近なものに興味関心を持って生活し少しでも論文を上手く書けるようにしたいと思いました。
  • まず、前野ウルド浩太郎さんは、単身アフリカのモーリタニアに行く勇気に男な所を感じました。また、僕には裕福なら何でもできるという考え方があったので、その固定概念をぶっ壊す本でした。内容が面白い上に、書き方も面白いので、1日で苦なく読めました。ニコニコ超会議βを是非拝見したいです。
  • この本は、少し僕には共感しにくいところがあった。「バッタに食べられたい」など思ったことはないし、そもそもバッタに人間が食べられるなど考えたこともない。だが、バッタの研究の過程は探究授業の内容と一致するところがあり勉強となった。
  • 正直、昆虫が嫌いな私は今回「バッタ」という単語の入った題名を見て思わず「マジか…」と残念に思った。「課題だし仕方が無いか…」とあまり乗り気ではないまま読み始めたが、意外にも私の想像していた昆虫の堅苦しい文章ではなく、今がどこの駅か分からなくなるほど(電車の車内で読んでいたので)面白い文章で思わず読み入ってしまった。私の思うこの本の魅力として、疑問に思ったことはすぐに実験をし、かつその実験と結果そのものが面白いということだ。例えば、スパゲティを入れた落とし穴にどれほどのゴミムシダマシが入るかという実験(142ページ)について結果として数え切れぬ程のゴミムシダマシが入ったことを写真を用いて説明しており、とてもイメージがしやすかった。他にも、前野さんが幼少の頃からの夢であったバッタに食べられることを実現させようとしている姿や、日本とは全く異なる環境であるアフリカ・モーリタニアで必死に生きようとする一人の日本人としての前野さんの姿など、たくさんの魅力がこの本にはあった。面白いかつ勉強になる、さすが沢山の賞を受賞してるだけあるなと思う素晴らしい一冊であった。少しだけ昆虫の面白さが分かった気がする。
  • この本では「昆虫」と「世界」のことを同時に勉強することができた。どちらの話も著者が実体験を元に面白おかしく描いてくれているので、とても内容が濃く面白かった。特に印象的だったのは支援物資を受け取る時、つまり郵便局の話だ。「日本って、良いところなんだな……。」とはっきり実感した。そんな詐欺みたいなことして良いのかと思ったが、そこは日本の常識なんて通じない。世界には様々な「当たり前」が存在するんだな、と思った。この本で印象に残ったのはもちろんこのような話だけではない。この本で私は「ゴミタマ」に惹かれた。この本の主体はバッタであり、そのバッタを追ってアフリカに来た著者の物語である。しかし、私は途中で出て来た「ゴミタマ」が頭に残って消えない。第一印象は「可愛い」だった。もしかしたらこれが、著者がバッタに持っている感情なのかもしれない。そう、愛くるしいのだ。スパゲッティ欲しさに群がり、著者がいたずらでやった落とし穴に続々と落ちていく。そして人からは逃げずその場にいる。こう、なんというか、言葉に表せない可愛さがある。さて、このまま「ゴミタマ」について語っていてもしょうがないので、私がこの本を読んで思ったことをまとめる。「昆虫も世界も知らないことだらけで面白い」だ。
  • 今、僕たちが課題として取り組んでいる、問いの発見とその問いの解明のための実験などを実際に体現している人がいるということを実感することができた。作者のバッタに対する熱が伝わってきたし、一つの問いを解決することがいかに大変なのかが分かった。
  • この本を読んで私が一番感じた事はこの本の著者の勇気とポジティブな心です。子どもの頃から大好きだった虫、特にバッタを大学でも一生懸命研究してついにはアフリカにまでいってしまう著者にとても驚きました。いくらバッタがすきでも、言語が通じる人々も少なく、たった一人アフリカに行くには相当な勇気がいると思います。本では面白く書いていても大変だったこともあると思いました。さらに、収入についてとても深刻だった場面でもやはりすぐに気持ちを切り替えてそんな著者は尊敬すべき人だと思いました。
  • この本を書いた前野さんはバッタによる被害を受けているアフリカの人を助けるためにアフリカに飛び収入がなくなってもアフリカ、モーリタニアのために尽くしました。この本を読んで自分は夢を持ち、それを行動に移せた前野さんをすごいと思ったし、収入がなくなってもモーリタニアのために尽くした所もすごいと思いました。また、この本を読んで今学校から出されている探究についての宿題も自分の好きな事を深めていけばうまく論文としてかけるのではないのかと考えさせられました。この本を読んでバッタについての興味や研究者についての興味が深まりました。
  • 僕はこの本を読んで、夢や目的を作ることの大切さを感じました。著者は子供の頃の夢であった「バッタに食べられる」ということや、バッタの研究をして給料をもらうという叶えたい夢や目的があったから、日本から遠いアフリカのモーリタニアまで行くことができて、バッタの研究で給料をもらえるようになって、そして、最後の部分では高校生に希望のようなものを与えることができてこれらは夢があったから出来たことです。夢はまだありませんが、見つかったらそれを最後までやり通せるようにしたいです。
  • この本にはバッタの生態、アフリカの土地などの情報がかいてあって面白かった。こうしてみると作者は自分の好きなものを追求し、その仕事で食べていける人で、自分もそのような生活をしてみたいと思った。自分の好きなものを仕事にできることはほんとうにすごいと思う。
  • 印象に残った箇所の通り、僕はこの本を読んで「研究者の研究」を学びました。観察したことから仮説をたてそれに必要なデータを考え、予想をグラフに書く。これが研究の準備なんだと感心しました。この本は今までとは違って体験談だったのでそこも面白かったです。
  • この本を読んでみて、筆者はユニークな人だなと感じました。バッタへの愛がすごいと思いました。僕が筆者がバッタ愛にあふれていると感じたところは、348ページのバッタへその身を捧げるという言葉とともに、筆者がバッタの群れの中にいるところです。また、写真に対するコメントもユニークと感じました。僕が一番好きなコメントは ラクダって首長いよね というコメントです。筆者のポジティブさとバッタ愛 アフリカの人の優しさがつまった本だと思いました。
  • 著者の前野さんは読んでいて内容も伝わりやすいし、面白いので文才なのかなと思った。バッタに食べられたいという気持ち悪い夢をかなえるために、モーリタニアへと飛ぶが、彼自身が大の昆虫好きであったために、そこら辺にいる見知らぬ昆虫でも簡単に触ったり、同棲してみたりとなかなか度胸のあることをしていた。しかしそこから得られた疑問をもとに仮説を立て、現地入りした数少ない日本人の目線で様々な昆虫の生態を新たに発見していくことが今の自分たちのやっている関心領域の学習のお手本となるような事だったのでとても分かりやすかった。
  • この本は自分の好きなものを追うあまり、アフリカまで行きバックと奮闘してしまうという、とてもエキサイティングな本でした。私はこのような、好きなものに熱心になるものがなかったので、何かに没頭することがありませんでした。しかし、この本を読んで、好きなことに没頭することが自分にとって楽しいと思えるようになりました。
  • 前野博士の研究は最もシンプルな観察→疑問→仮説→実験→検証という道筋沿って行われていてとても分かりやすいです。しかし良く読んでみるとその流れはバッタに関する問題を扱っていない節でもそういう流れが自然に出てきていました。「あれっ?」と思えば即席で考える。研究者としてその癖がついています。つまり何事にも疑問を持ったら考える、その癖をつけておこうと思いました。前野博士の場合、それが外国であったために聞く事ができずかなり騙されていましたが、騙されないためにもきちんと考えたいと思います。余談ですが最後の方に「やっぱす、故郷はいいッスな。」という一文がありましたが、私も今夏外国で過ごすとそういう風に感じるのかな、と思っています。
  • 百聞は一見に如かず ということわざを聞く。自分としては百聞にだって十分価値があると思うし,全部が全部一見して感動するわけではないので,信じて来なかった。この『~さすが現場。』という文はこの諺とは少し違うと思った。発見なんて自分から動いて,考えないと出来ないし,ただ机に向かってるだけでは何も生まれない。そんなの当たり前だろう,と言われそうだが,そう考えていなかったのがこの本を読む前の自分だ。そんなわけで(もないのだが)夏休み,北海道行ってきます。
  • ありきたりかもしれないが、私はこの本を「挑戦の本」だと感じた。一人の男が憧れを現実にするべく、異国の地でやってきた挑戦の。中でもモーリタニアに出国を決めるときのエピソードが印象深い。安定した生活か、先の見えない夢への挑戦か、大きく悩み、戦うことを決める。「人生には勝負を賭けなければいけない時がある」と。おそらく多くの人は安定した未来を選んでしまいがちだろう。しかし前野さんは本物を選んだ。そして夢をつかんだのである。それだけでもすごいが、もう一つ前野さんのすごさを感じる場面があった。それはバッタに会えなかった時期の話である。お目当のバッタがいなくても、無収入に喘ぎながらも、ゴミダマに浮気しながら前を向き挑戦しつずけていたのである。人生をかけているとはいえ、到底真似できることではない。研究の様子からもわかるが本当にバッタが好きで好きでたまらないのだろう。だから逆境の中でも夢を追いつづけられる。私はその姿勢に憧れを抱いた。夢を追うことは、好きを仕事にすることは、とても難しいという。将来の夢というものに私はまだ出会えていない。もし、この先前野さんにとってのバッタやファーブルのような、人生を全て賭けられるほどのアツい「何か」に出会えたとき、果たして本気で追い求められるだろうか。正直自信はない。しかしせっかく人として生を受け、挑戦するチャンスを持っているのなら挑戦したいと思う。そんな挑戦をする時、くじけそうになったらこのバッタ博士の挑戦を思い出そうと思った。
  • 「バッタを倒しにアフリカへ」を読んで、僕は作者が成功出来た理由は準備にあると思いました。必要そうな物をすべて持ってくることや砂漠をフィールドワークのために体力作りをしたり、暑さになれるために調査の3日前からエヤコンを使わなかったり、1回1回の調査を無駄にしないように沢山の準備をしているのだなと思いました。僕も毎日の部活の練習も準備体操や終わった後のストレッチなどをして万全の状態で練習出来るようにしたい。
  • 僕は、この本を読んで「夢を追い続けること」というのが自分にとっての幸せであり、後悔しないための最前線の方法であるということに気づきました。前野ウルド浩太郎氏は、「バッタに喰われること」を自分の夢としています。普通の人間だったら、何考えてるんだ、変人のように変人呼ばわりをしているかもしれない。ただ、僕はこの本を読んでこの著者が「本当にやりたいこと」ならそれを応援したいと思いました。僕も他の人からよく「お前は、他の人と違ったものを好きになるよな」と言われます。(例えば、僕は幼稚園・小1~3の頃、『算数』が好きで、自ら希望して算数専門塾のようなところに行ったものです。)今後も、何か熱中できるものがあるかもしれません。その時は、自分が「本当にやりたいこと」を真剣に考えて、行動して行きたいと思います。
  • まず表紙を見た瞬間、笑ってしまいその時点で著者がユニークでクレイジーである事は分かった。文章を読むとその予想は当たり例えばバッタに食べられたいなどの行為は自分としては全く考えられなかったが、その研究に対する情熱は確かである。またその周りの愉快な仲間たちも十人十色個性を持っていてその会話などは聞いてて楽しく文章中にも伏線は多くありワクワクしていた。また自分の知らないバッタについても知りバッタが害虫と呼ばれていることに驚いた。自分もこんな時に楽しく、時に苦しい研究をしてみたい。
  • 私はこの本の作者がとても凄い、そして羨ましいと思った。筆者の前野氏は虫に心惹かれ子供の頃の夢を叶えるために、多くの困難にあいながらも奮闘する。私が感心したのは、筆者の前向きな姿勢と創意工夫の心だ。
    筆者はバッタがいない時期にゴミダマの研究をしていたが、研究に必要な機材が手に入らない中、食事用の容器を利用することで実験の場所を確保し、私は筆者の創意工夫が凄いと思った。意外にも困難を解決するアイデアは身近なものから生まれるのかもしれないと思った。
  • 僕は、この本を読んで、研究の論文を書くことの大変さがわかりました。筆者はバッタを観察する時に、何度もバッタが大量発生せずに苦戦していましたが、それでも諦めずに観察を続けることで良い研究ができて論文をかけていました。そのため、僕もいい加減な気持ちで論文を書かず、研究を諦めずに続け、良い論文が書けるよう努力したいと思いました。筆者が諦めずにバッタを観察することができたのは、バッタにとても関心を持っていたからだと思うので、僕も日頃から様々なことに関心を持って、将来、論文を書く時に困ることが無いようにしたいと思いました。
  • 本を読んでまず筆者の行動力や執念の強さを感じた。筆者は本を書く前は無名の研究者でバッタが専門ではなく、アフリカでバッタが大問題になっているという理由のみでアフリカに行った。最初は少し無茶な挑戦だと思った。しかし筆者は常にポジティブで身近な気付きも論文のネタにしたりと、とにかく行動力があったのが印象だった。次に筆者のコミュニケーション力の高さだ。現地ではフランス語が言語で筆者はフランス語がほとんど話せない中、相手に自分の人柄を示す方法でコミュニケーションを取り、しかも現地の人の助けも借りながら研究に取り組む所は筆者のいい性格が滲み出ていると思った。最初は生物の本で堅い印象があると思ったが読みやすい本だった。
  • 最初読むときに表紙を見たとき、虫あみを持ちながらバッタの服装をしてこちらを凝視してくるイラストにとてもびっくりしました。また内容もそれを超えることばかりで正直これを読み終わったときにこれは事実なのかと疑ってしまいました。実際著者は、一般的にいう虫マニアとかを遥かに超えていて、本を見た際、まるで虫に取り憑かれているようなそんな感じな人なんだろうな人だと思いました。僕がこの本を読んで一番驚いた部分は、一番最初にバッタに食べられたいと書かれているシーンでした。最初見たときにへんな人なのかなと思っていまいましたが後から読むときにちゃんとした理由があり、またそれがなんともいいものでしたのでとても感動しました。また、こんな風に1つのことにこんなにも尽くせることがとても羨ましかったです。
  • 「バッタを倒しにアフリカへ」この奇抜な名前からは誰もこの本の内容を想像できないだろう。本文引用の本の帯にかかれた「さぁ、むさぼり喰うがよい」のも文言がさらに内容推察の難問化に拍車をかける。このキャッチコピーだけみれば最近よくある深夜放送アニメに十分間違えうる。さらに前野ウルド浩太郎の名前にも一瞬気を取られてしまう。本書は著者の半生が日記調に記されており。波乱万丈という言葉がぴったりのどこか憧れてしまうようなストーリーである。私はこの本を通じて「研究者」別名博士という職業に自分の予想を超える関心を持った。理科2の授業でたびたび同じような研究者の映像を見せてもらってきたが、今回の前野ウルド浩太郎の情熱に私は今まで感じてこなかった感情を抱いた。金よりも自分の本当に好きなことを仕事にする。この概念を自らの今後の選択にも役立てていきたい。
  • バッタの行動を先回りして盗撮や予測が立たない研究課題に対しては無計画で臨むなど、研究対象を観察する時の技術が参考になった。また、テーマ決め,実験,考察が明確に書かれていて研究の手順が分かりやすく、再度、理解が深まった。これは研究には関係のないことだが、アフリカは日本のように時間厳守ではないことを知った時,どういう生活なのか体験してみたいと思った。
  • 作者の浩太郎が、「実験→考察・失敗点→改善点・新たな実験」を行なっていた。これは、夏休みの研究をする際の参考になりそうだなと思った。また、オアシスのイメージが全く違ったり、現地の人が蠍を恐れなかったり、日本とアフリカの文化の違いや生活の違いがよくわかった。
  • この本はアフリカのバッタの大量発生による被害を食い止める研究をしてる著者の体験やエピソードをまとめたもので無収入になってしまったり、通常であれば大変な苦難な状況や逆境を機転を利かせたアイデアと著者独特のとらえ方で乗り越えていくところが非常に面白く、痛快でした。「バッタに食べられてもいい」というくらいバッタが好きな気持ちがあふれていて、こんなにも好きなことであれば大抵のことは頑張ることができるのだと思いました。はじめは博士の本なのでもっと難しい内容かと思っていたがとても読みやすく、僕も何か没頭できるものをみつけたいと思わせてくれる本でした。没頭できるものがあれば辛い状況でもあきらめずコツコツつづけることで成果が出るのだと改めて教えてもらいました。
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