校長室便り
2019年06月02日
若葉が眩しい5月

5月1日は令和元年の幕開けでした。そして、これまでに経験したことのない「10連休」という期待感のある明るいイメージの自由でゆったりとした時間が与えられました。成城生は、学友会活動(部活動・同好会)や家族旅行など、充実した時を過ごしたことでしょう。公開するのが遅れてしまいましたが、5月31日付校長室だよりをお届けします。

1.ある日の朝

連休が明けて久々に門の前に立つと日差しは強く、若葉がまぶしい季節になっていました。元気に楽しそうに登校する生徒たちの姿は、「成城にも『令和』が始まった」と映りました。ある日の朝、突然、「校長先生ですか。私も隣の学校の校長先生です。」と笑顔で声を掛けられました。何と東京女子医大の学長でした。「何月まで立っているのですか。」「ずっとですよ。」「4月だけだと思っていました。」こんな会話に始まり、今では互いに挨拶をする関係ができました。だんだん地域の方とのつながりも強くなってきました。

2.学力推移調査

4月に実施した学力推移調査の結果が返ってきました。「個々の学力」はもとよりそれぞれの学年の「集団としての力」の傾向も読み取れます。加えて、「学力」と「学習習慣」という二つの軸で相関を見ることもできます。この二つには相関があると言われていますので、学習習慣を向上させることで、学力向上が期待できるということになります。自分の学習の習慣を今一度見直して1学期の後半に備えてほしいと思います。成城生には、まだまだ伸びる可能性が秘められていると思います。

3.初めての定期考査

中学1年生にとっては初めての「定期考査」がありました。公立中学校では「連日試験を受ける」ということで中学1年生は高い緊張感を覚えると思いますが、本校では全員が中学受験を経験して入学してくるので、あまり抵抗はないのかもしれません。とはいえ試験ですので、緊張して臨んでいたと思います。本校の中間考査の日数は中学が3日間、高校は4日間となっていて、今回も中学生は考査の翌日、学年別に中学行事を実施しました。中学生は一旦ここで緊張から解放され、再び勉強に切り替えていきます。この切り替えが大事です。

4.授業研究

4月と5月の間、私はそれぞれの学年の教室の中で授業の様子を観察しました。教室の中には、先生の面白おかしい説明に反応して響く笑い声や、発表する生徒に耳を傾けている静寂がありました。今のところ、生徒たちの授業への集中力は大丈夫そうです。

来月は3週間の教育実習も始まります。活気のある授業研究期間になることを期待しています。教育実習では、今年は成城高校出身ではない学生の教育実習を受け入れます。女性の実習生もいて楽しみです。ベテラン教師、若手教師が互いに授業を見合って自分の授業を研究し、より良い授業を目指していきます。また、秋には早稲田大学の教職大学院の研究実習も受け入れ、5週間にわたって英語の授業研究をする予定になっています。

 5.プール開き

本校には温水プールがあります。そして、毎年5月末に「プール開き」をしています。今年は5月27日でした。この日、中学生は中学行事で校外に出かけ、高校生は五月考査の最終日でした。

考査終了後の13時。高校水泳部の部員、水泳部顧問、体育科教員、そして管理職と管財の職員がプールサイドに集合して「プール開き」が執り行われました。お榊、お神酒、お供え物などが並べられた祭壇に玉串を捧げた後、水泳部の部長と一緒にプールの四隅を歩いてお神酒を捧げ、プールの活動における安全を祈願しました。一通りの儀式を終えた後は、水泳部の部長による「泳ぎ初め」、続いて、水泳部の部員たちによるリレーが披露され終了しました。しぶきをあげて泳ぐ姿に若さの素晴らしさを感じました。 りれー2 リレー

終わってから部員たちに、今年卒業した水泳部の部長の話を部員たちにしました。文武両道を貫いた先輩を生徒たちもよく知っていて、彼らにとっての「憧れの先輩」であることが伝わってきました。本校では明日からプールの授業が始まります。体育の授業はもとより、水泳部の活動、臨海学校補助員の訓練、ウォーターボーイズ、幼稚園での水泳授業等、9月末まで使用されます。無事に安全に活動ができますように。

6.理事による授業参観

5月30日に理事会がありました。この日理事の皆さんには6時間目の始業の前に来校していただき、6時間目の授業参観を実施しました。考査直後だったため多くのクラスが答案返却とその解説だったため、通常の授業をしている教室を選んで参観をしました。また、コンピュータ室での情報(プログラミング)の授業、水泳の授業など実技の様子もご覧いただきました。情報3

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情報

今回は全員の理事が参加され、興味深く見学されていました。

 


校長室での仕事が長かったある日、帰り際に職員室の自席に行くと机の上に小さな手紙がありました。卒業生からで「今日成城に来たけれど校長先生に会えなくて残念です。(略)」とありました。三光星が添えられた手紙からは元気に頑張っている様子が伺えましたが、どんな報告をしたかったのでしょうか。是非また話を聞かせてください。

また、台湾の大学に進学した卒業生からメールが来ていました。彼がお世話になっている大学の先生に成城での話をしたようで、来日の折に教授が是非成城を訪問したいとのことなのでご案内したいと思うがいかがか、という内容でした。もちろん是非どうぞと答えましたが、私たちの見えないところで卒業生たちが頑張っています。

明日は、第一回学校見学会です。未来の成城生に出会う機会です。男子校のよさを感じ取ってほしいと、教職員総出で参加をお待ちしています。

令和元年5月31日 校長 栗原卯田子

 

 

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