【高1英語】データ分析をもとにした英語プレゼンテーション
校舎を歩いていると、教室は暗いのに、黒板だけが明るく光っている教室がありました。
「何をしているのだろう」と思い、そっと中に入ってみると、数名の生徒が黒板の前に立ち、発表を行っています。黒板に映し出されていたのは、英語で作成されたPowerPointの画面。円グラフや統計データが大きく映し出されていました。
これは、だいぶ面白そうだな——そう思い、しばらく授業を見せてもらうことにしました。
見学したのは、高校1年生の英語の授業でした。そこでは、データ分析をもとにした英語プレゼンテーションが行われていました。各班がイギリスの社会データをテーマに設定し、統計資料を読み取り、パワーポイントを用いて英語で発表しています。
扱っていたテーマは、次のようなものでした。
・Spending habits of UK families
・Age of employees in the UK (2015–2020)
・Ways of Watching Television Shows
・Use of Time for Adults
生徒たちは、グラフの変化や特徴を英語で説明していました。
流ちょうに話す生徒もいれば、原稿を見ながら慎重に言葉を選ぶ生徒もいます。しかし、どの生徒も、数字を自分の言葉に置き換えようとしている姿が印象的でした。
発表後には、英語のネイティブ教員から解説がありました。
黒板には、
■ Differences(違い)の説明
増加の「速さ(speed)」の違い
quickly / slowly
変化の「方向(direction)」
increase / decrease
■ 割合・概数の表現
a little over one-half
one-half
a little under one-half
approximation(概数)
と整理され、どのように英語で比較し、分析するかが具体的に示されていました。
単にプレゼンテーションを行うだけではなく、データをどのような英語で表現すればより正確に伝わるかまで踏み込んだ時間でした。
英語は、単なる教科ではありません。
数字を読み取り、比較し、変化を説明する。その思考の過程を英語で表現する力を育てることが、これからの学びにおいて重要であると感じます。
教室の灯りの向こうには、そんな学びの姿がありました。