トピック
高校体育祭

7月8日(水)に高3、9日(木)に高2、10日(金)に高1の体育祭が行われました。
本校の高校体育祭は、学年別のクラス対抗の球技大会です。「生徒たち自身が、心から『楽しむための体育祭』を作る」というコンセプトのもと、生徒会の体育祭実行委員が中心となり、企画から運営までを自分たちの手でやり遂げました。
生徒主体で創り上げるこの行事に向けて、各クラスでユニフォームをそろえ、朝練や昼練に汗を流しながら優勝を目指して準備を重ねてきました。当日は、教員チームも特別に編成されて生徒たちと真剣勝負を繰り広げるなど、会場は大変な盛り上がりを見せました。
仲間との絆を深め、クラスの親睦を一層強める絶好の機会となったこの日。抜けるような青空の下、生徒たちは思い切り体を動かしていました。
以下、実行委員長の所感を紹介します。
■ 体育祭実行委員長より
今年度の高校体育祭実行委員長を務めました新橋です。高校の体育祭は中学の運動会と違い、基本的にはすべて自分たちで準備し、運営していきます。私たちが取り組むべき仕事は、主に大きく分けて3つありました。
-1つ目は、当日までの準備です。
ユニフォームの手配や体育科からの用具の借用依頼、タイムスケジュールやトーナメント表の作成など、多岐にわたります。その中で特に大変だったのが、実施要領の作成です。細部までルールを詰め、全員が納得でき、なおかつ安全面に配慮されたものを作らなければなりません。何度も先生方に提出しては修正を繰り返した末に、ようやく納得のいくものを完成させることができました。
ただ、私はこの実施要領の作成に追われすぎてしまい、他の作業が滞ってしまったことをとても反省しています。もっと実行委員の仲間に仕事を分担すべきだったと、今でも後悔が残る部分です。
-2つ目は、イレギュラーへの対応です。
毎年、体育祭では予想外のアクシデントが起こることがありますが、今回は「体育館が使えない」という大きな課題がありました。例年通りであればバレーボールやバスケットボールなどの競技を行えるところですが、それができないため、何の競技をどこで、どう実施すればよいのかというゼロからの検討となりました。
みんなと協議を重ねた結果、学年ごとに工夫を凝らし、高3はプールで水球、高2は地下体育館で卓球、高1はグラウンドを二分割してサッカーとソフトボールを同時に行う形にしました。また、バスケットボールについては外部から移動式のゴールを借りてテニスコートに設置し、サブグラウンドでの実施を決定しました。スペースの狭さを考慮して試合の出場人数を5人から4人に減らすなどの工夫も行いました。体育館が使えない不便さはありましたが、結果として全員が心から楽しめる体育祭になったと感じており、一緒に走り抜けてくれた実行委員のみんなには感謝しかありません。
-3つ目は、当日の運営です。
実行委員は開門と同時に登校し、朝早くから準備を開始します。テントの設営をはじめ、師親会(PTA)の皆様からいただいた塩タブレットやスポーツ飲料の配布、各競技の審判や順位の集計、そして最後の片付けまで、やるべきことは山積みです。みんなで役割を分担し、各競技を円滑に運営するために声を掛け合いながら進め、当日は文字通り大忙しでした。3日間とも非常に暑く過酷な環境だったにもかかわらず、誰ひとり弱音を吐かず休むこともなく頑張ってくれて、実行委員のみんなには本当に何度も助けられました。
今回の体育祭を通して、私は自分の不甲斐なさを痛感しました。委員長という立場でありながら、一人で抱え込んでパンクしてしまったり……。「もっと周囲を巻き込み、人を動かせる人間にならなければならない」と強く学びました。
無事に体育祭を終えることができましたが、私一人では絶対にうまくいかなかったはずです。ここまで最高のものにしてくれた実行委員のみんなには、感謝してもしきれません。また、これほどの大人数を動かす経験は、したくてもなかなかできるものではありません。本当に貴重でかけがえのない経験になりますので、皆さんもぜひ、体育祭実行委員に挑戦してみてはいかがでしょうか。
高校体育祭実行委員長 新橋 侑
最終結果
<高校3年>
総合優勝:高校3年D組
総合第2位:高校3年A組
総合第3位:高校3年F組
サッカー第1位:高校3年D組
バスケットボール第1位:高校3年F組
水球第1位:高校3年A組
<高校2年>
総合優勝:高校2年G組
総合第2位:高校2年B組
総合第3位:高校2年C組
サッカー第1位:高校2年F組
バスケットボール第1位:高校2年G組
卓球第1位:高校2年D組
<高校1年>
総合優勝:高校1年A組
総合第2位:高校1年D組
総合第3位:高校1年B組・高校1年C組
サッカー第1位:高校1年A組
バスケットボール第1位:高校1年D組
ソフトボール第1位:高校1年A組
※掲載した写真はすべて生徒が撮影してくれました。