キャリアガイダンス
学習・進路指導
近年、グローバル化や少子化に対応するため、各大学は改革を進め、入学試験制度も多様化・複雑化が進み、今後もこの傾向が続くことが予想されます。本校では、こうした現状に対応し、「希望する進路実現」を可能にするため、現在、進路指導の改革を進め、データ分析と正確な情報提供、キャリア教育、学習方法の最適化などについて議論を重ねています。
キャリア教育
2022年度より、グローバル・キャリア教育を担当する部署を設置し、キャリア教育を推進しています。「住友商事キャリア教育支援プログラム」をはじめ、社会人・卒業生を招いた講演会・ワークショップを実施してきました。
また、本校は「学びのイノベーション・プラットフォーム(PLIJ)」の特別会員でもあります。今後も企業や大学、地域との連携をより一層深めつつ、受験勉強を越えて「働くこと」、「学ぶこと」の意義を考えてもらうような活動を実施していく予定です。
大学連携
昨今、高等学校と大学が協力しながら教育を行う高大連携が進んでいます。本校では、東京大学や千葉大学をはじめ、様々な大学と連携して、模擬講義のほか、研究室見学や巡検・フィールドワークを企画して、大学教育の一端を体感する機会を作っています。本校では、幾つかの大学と連携して、キャリア教育を行っています。講演会だけでなく、東京大学オープンラボ(研究室見学・実験)や奈良大学のGIS(Geographic Information System)講習会・巡検のような、体験型の大学連携も企画して、大学教育の一端を垣間見る機会を作っています。
【校長だより2025.2】東京科学大学:体験授業
キャンパス見学(高1~高2)
本校は、徒歩圏に早稲田大学や東京理科大学があり、他の大学にも比較的短時間でアクセスできます。こうした好立地をいかし、オープン・キャンパスの参加を促しています。
【校長だより2024.6】東大駒場リサーチキャンパス見学
未来の履歴書(高1)
「未来の履歴書」は、本校オリジナルの課題です。架空の履歴書を作成することで、キャリア形成の過程で必要な学歴・資格・経験を考えるきっかけにします。科目の好悪、得意・不得意ではなく、大学合格後に何をしたいかを考えて、科目選択・コース選択をしてほしいという願いで設計しました。導入から10年あまりになります。なかには、「未来の履歴書」で描いたとおりのキャリアを歩むOBもいます。