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自転車競技部:令和元年度東京都高等学校自転車競技新人大会(トラック競技)

自転車競技部は,10月5日(土)に行われた,全国高等学校選抜自転車競技大会の東京都代表選手選考大会である,令和元年度東京都高等学校自転車競技新人大会(トラック競技)に出場して参りました。

例年は,立川競輪場(東京都立川市)か西武園競輪場(埼玉県所沢市)で行われるのですが,今年はどちらもこの時期にお借りする事ができず,山梨県笛吹市の境川自転車競技場で行われました。

成城からは,高2久我だけの出場となりました。

この都大会は各学校の引率教員が競技役員をしなければならず,顧問が写真を撮る事ができませんでした。

まず,高2久我は3kmインディビジュアル・パーシュートに出場しました。この種目は,2名の競技者が競技場の正反対の位置からスタートして,3km以内に相手選手を追い越すことを目的に走行します。ただ,過去の実績で対戦相手が決まるので追い越すことはほぼなく,3kmを走破した時間で事実上順位が決まります。

高2久我は5組目に出場し,全体で第4位となりました。

次に,スクラッチ(今大会は,6kmで15周回)に出場しました。この種目はトラック競技におけるロードレースとも言われており,ゴール着順だけを競います。

高2久我は残り2周回でうまいこと先頭に飛び出したところで,800mの逃げ切りを図るロングスパートをしました。残念ながら多くの選手に抜かされ,第10位に沈んでしまいました。

最後に,ポイントレースに出場しました。この種目は,2km(境川自転車競技場では5周)進むごとに1位に5点,2位に3点、3位に2点,4位に1点、5位以下は0点が与えられ,その合計点を競います。ただし,ゴールの距離は必ず2kmの倍数になっていて,ゴール時だけ2倍の得点,つまり,1位に10点,2位に6点,3位に4点、4位に2点が入ります。得点が同じ場合は,最終ゴールの順位で順位を決める種目です。今大会は,30周の12kmでした。

高2久我は,4名の強豪選手の逃げを許してしまったものの,5位集団で走行を続けていました。

4位までしかポイントは入らないので,高2久我はポイントを獲得することは諦めて5位集団の中で少しでも良い着順でゴールすることに目標を切り替えました。

結果,5位集団の中では2番目にゴールして,最終順位第6位でした。

 

高2久我はトラック競技を始めてからまだ3ヶ月程度です。今のベストを尽くしました。

この結果を受けて,全国高等学校選抜自転車競技大会(トラック競技)の出場可否が決まります。その選考会議は,東京都高等学校新人大会(ロード競技)の競技終了後に,全国高等学校選抜自転車競技大会(ロード競技)と合わせて行われる予定です。ロード競技でも頑張って欲しいところです。