お知らせ
1学期終業式
長いようで短かった1学期が、終了しました。蒸し暑い中、全員が、校長先生の訓示に耳を傾け、これまでの4ヶ月間を振り返っていました。
校長先生の訓示は、明日からいよいよ夏休みということで、夏休みの心構えと過ごし方、そして、学校生活についてでした。
1つめに、「130年の歴史の重みを背負った成城の生徒であることに誇りを持ってほしい。その歴史と未来が君たちにかかっています。君たちが主人公です。」と、自覚を促していました。
2つめに、「学校とは何か。学校は単なる通過点ではありません。生きていくための勉強をするという意味で最も重要なことは授業です。日頃の予習復習を大切にし、改めるべきところは改めましょう。」という言葉があり、問いかけを通じて、夏休み中に2学期に向けて良い生活態度を習慣化するように呼びかけていました。
中学生には、上の2つの他に、学校生活で忘れてはいけないことが語られました。「『自学自習』の姿勢を大切にしましょう。自学自習は、自分で問題を解決しようとすることだということ。だからこそ、学校の先生と自分の力で、いい授業を作っていくことが大切です。それから、友達を大切にしましょう。楽しさから悪のりして、はめを外して嫌がらせをしてしまっていませんか。うそやごまかしはしませんでしたか。思い出して振り返りましょう。相手の気持ちを考えて行動できるようになってください。」と、自学自習や仲間を思いやる気持ちの大切さを説かれました。
高校生には、上の2つ以外に、社会を意識することを話されました。「部活に受験に、勝負の夏を迎えるにあたり、現在の社会では、18歳以上に選挙権が認められるなど、社会の一員として働きが求められています。様々なことに目を向けて活動していくためにも、自律した生活や学習が必要だから、生徒たちに今一度一学期の自分を振り返り、2学期に繋げるように」と、自戒を求めていました。
これから、生徒たちは、部活動の大会や合宿、高校生はそれに加えて夏期講習が控えています。家事を手伝ったり、友達と遊びに行ったりもすると思います。そして、それらを通して、生徒たちはこの夏休みに、それぞれが多くのことを経験して、2学期に大きく成長した姿で登校してくれることでしょう。