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校長だより

ある日の風景

1.エイサーの練習

10月9日は、中学校の運動会が実施されます。昨年は、運動会が延期となり、代替の学年別運動会となりましたので、2年ぶりの実施となります。例年、中学3年生は成城独特の組み体操が披露されるのですが、接触する場面が多いために、代わりとしてエイサーを踊ることになりました。台風が近づく9月30日に、学年全体での合同練習が行われました。270名で踊るエイサーは、近くで見ると、とても迫力があり、太鼓の音も体に響くものでした。

踊りに使われる手持ちの締太鼓(パーランクー)は、生徒の自作でした。牛乳パックを皮の代わりにして、段ボールの枠に貼り付けて作ったものです。バチは、各家庭にあったものをそれぞれ持ち寄って、使っていました。写真は、麺棒でしょうか。ドラムのスティック、ごますりの棒、「太鼓の達人」のバチ、中にはアルトリコーダーの中部管?、人それぞれで面白いなと思いました。

昨日は、台風で天気が荒れましたが、10月9日は晴れることを願っています。

2.職業についての発表

9月29日、中学2年生の特別活動の時間に、職業についての発表が行われました。4人でチームを作り、これまでに調べてきた内容をスライドにまとめて、各クラス1チームずつ発表をしました。学年の生徒全員の前で、発表するのですが、この日は高校1年生の講演会が小講堂で行われていたので、代表者が集まって発表する教室と、それぞれのクラスをオンラインでつないで、中継する形で発表が行われました。講堂で実施されたのであれば、みんな静かに聞くという形になるはずですが、発表する人とクラスが別会場であったためか、クラスの代表の生徒が発表する前に、オンラインでつながったクラスから「頑張れ~」と言った声援が送られていました。もちろん、発表中は静かに聞いていました。

このような考えたことをアウトプットする機会が増えることで、言語能力が強くなっていくのではないかと考えています。

3.理科実験(銅の酸化)

化学実験室では、中学2年生の実験が行われていました。ステンレス皿に銅粉を乗せて、質量を測定した後に、バーナーで加熱して、酸化させます。その後、もう一度質量を測定して、酸化前後の質量の変化をグラフにするという実験でした。最近は、火を扱う機会がめっきり減りましたので、実験器具のどこが熱いのか想像がつかなくなっているのかもしれません。三脚の脚をるつぼばさみで、恐る恐る引っ張ったりしていました。

私も数年前までは、同じ実験を授業でやっていましたので、つい口を出しそうになってしまいました。途中で、銅粉がこぼれたりしてましたけれど、結果はどうなったでしょう。

4.内藤とうがらし(その後)

前回、内藤とうがらしの収穫をお伝えしましたが、その後刈り取られた後も芽を出して、成長しています。すごい生命力ですね。

新宿区のあちこちで栽培されている内藤とうがらしですが、本校のものが一番生育がいいということで、新宿中央公園に展示されることになりました。プランターごと、お渡ししたのですが、寄せ植えになって、展示されているようです。新宿中央公園と内藤とうがらしプロジェクトのページで紹介されています。でも実は、この内藤とうがらしは、私が栽培したものなんです。生徒のものはきれいに収穫してしまい、私のだけが残っていたと言うことなんです。

新宿中央公園:公園だより

内藤とうがらしfacebookページ

令和3年10月2日

成城中学校・成城高等学校

校長 岩本正