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校長だより

球技大会

1.球技大会

1学期期末試験が終わり、終業式までの間はいくつの行事が行われますが、その中で最も大きいのが高校生の球技大会です。学年ごとに、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ドッジボールが行われました。高校3年生になると、競技レベルが非常に高くなり、白熱した試合が展開されます。

 

例年にない早い梅雨明けで、雨の心配は必要ありませんでしたが、強い日差しの下で行われるサッカーでは、こまめな水分補給とテントの下での休憩を取りながら、熱中症にならないよう配慮しました。

一方、昨年度から体育館に空調が入ったことで、バスケットボールなどの試合には、涼を求める生徒たちが自然と集まってきます。決勝では、競技を終えた生徒が多数集まってきて、選手たちに声援を送り、点が決まるごとに男子校らしい歓声をあげて、大いに盛り上がりました。昨年までは、体育館はサウナのような場所で、試合が終わるとほとんどの生徒が体を冷やすために教室に戻っていましたので、こんなにも変わるんだなと感じて、見ていました。

体育祭を終えて、スイッチを切り替えて、有意義な夏休みが送れるよう、期待しています。

※ ユニフォームをクラスごとにそろえることが通例になってきましたが、最近は名前というより、メッセージを載せるんですね。人それぞれのメッセージを読むのも、楽しみの一つです。

 

 

2.中学生の補習

球技大会が行われている同時間に、教室では中学1年生対象の数学の補習が行われていました。例年では、先生が指導に当たるところ、今年は本校の卒業生チューターが指導を担当してもらいました。卒業生の指示に従って、計算練習のあとに、期末試験の解き直しを行い、納得するまで、各自のペースで問題に取り組み、最後まで解ききってもらいました。途中、多くの生徒が質問をしていて、年の近い大学生に対しては質問がしやすいんだろうなと、感じました。卒業生たちも、後輩に生き生きと指導をしていて、互いに、時間が経つのを忘れてしまったのか、予定していた時間より大幅に延長して、補習は終了しました。これをきっかけに、数学が楽しくなっていってほしいと思っています。

3.おまけ

先日、中学3年生のあるクラスで、少しだけ授業をしてきました。その内容は、また別の機会にすることとして、一通り終わった後に、生徒がなにやらニヤニヤしながら「プレゼントがあります」と言うんです。何だろうと、黒板を見ていると、プロジェクターから写真が投影されました。どうやら私の似顔絵のようでした。マスクして、帽子かぶってますから、誰でしょうという感じですが、描いてくれて、ありがとうと言って、教室を後にしました。中学3年生のみなさん、いよいよ臨海学校ですね。心に残る行事となることを願っています。

 

令和4年7月12日

校長 岩本 正