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成城学校創立130周年記念式典

創立130周年記念式典の報告

6月5日(金)、文京シビックホール・大ホールにおいて、成城学校創立130周年を祝う式典が行われました。明治18年に創立された成城学校は、長い時を経て130周年を迎えました。

大きなホールに響き渡る勇壮な吹奏楽の音色に彩られてスタートした式典は、生徒や本校教職員、師親会役員の方など、成城学校をこよなく愛する人々に祝福されながら行われました。

第一部では、厳かに語られる校長先生の式辞や理事長先生の挨拶に一心に耳を傾け、一同が次の時代への志を新たにしました。校章の「三光星」。光の三つの頂点に託された「知・仁・勇」の意味。未来を変えていく知性と、思いやりの仁の心と、実行していく勇気。これはいつの時代にも不易だった成城の根本であり、誇りです。成城学校は、その三光星のもとに、激動の時代も乗り越えてきました。

続いて、高等学校生徒会長による生徒代表の言葉があり、生徒はその言葉を聞きながら、これからも「知・仁・勇」の心を持ち続け、成城生として未来へ羽ばたいていくことを胸の三光星に誓っていました。

第二部は、休憩を挟んでのスタートでした。本校の歴史を振り返る記念映像披露は、笑いあり、涙ありの映像で、みんな釘付けでした。歓声と拍手がホールを飛び出しそうなほどの大盛り上がりで、映像にも、会場の雰囲気にも、和やかで温かい、人間味のあふれる成城らしさが漂っていました。スクリーンに映るこれまでの成城とこれからの成城を見て、先輩から後輩へ受け継いできた伝統の重さを感じ、自分たちもその伝統を担うのだと自負しました。

次にはお待ちかねの座談会でした。成城の強みはその人間力と結びつきの強さです。この日のために、かわいい成城の後輩のために、社会の第一線で活躍される卒業生の先輩方4人が駆けつけ、生徒会の代表者と共に座談会形式の講演を行ってくださいました。ユニークで明るい大先輩方の登場で、会場にはさらなる熱気が。当時の学校生活や大学時代、社会人になってからの話などを聞いた生徒たちは、自分たちと同じ学校で青春時代を過ごして卒業し、社会で活躍されている先輩方への尊敬の念や親近感、興味を抱いたようです。後半には質問タイムがあり、思い切って挙手して質問や人生相談をする生徒もいて、かなりうちとけた様子でした。

130年を機に集まった卒業生や在校生。その会場にいた全員は、年齢は異なれども、笑顔と熱い心はいつの時代も変わらない「成城健児」そのものでした。

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吹奏楽部の生徒。晴れ舞台に立って、緊張と晴れがましさの入り交じった表情です。

 

 

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開場前から待ちきれずに早く来た生徒の行列ができました。

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受付開始とともに、担任の先生に出席チェックを受けて、会場へ。

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校長先生の式辞。語られる成城の歴史の重みをみんな真剣に聞いています。

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理事長先生の挨拶。語られる成城の思い出に、みんな今の自分を重ねて、聞いていました。

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生徒代表の言葉。みんなの気持ちを代表として述べる姿に、みんな聞き入っていました。

質問タイムの様子。ユーモアあふれる先輩方のお答えに、時折笑いも起こりました。