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中3:秋季中学行事

高校の10月考査の最終日であった24日。高校生よりも試験の科目数の少ない中学生は、一足早く考査を終えて、中学行事に行きました。中学行事とは、高校の中間考査の最終日に校外課業として町や公共の学習施設などを散策し、探究心や見識を深める社会見学のようなものです。コースを仲間と共に巡りながら、クイズを解いて親睦を深めるという側面もあります。行き先は毎回、係の生徒を中心に、先生と協力して企画します。係の生徒は下見をし、コースの企画から、散策中に解いていくクイズの作成までをこなします。今回、中3生は、本郷周辺を散策しました。

まずは、スタートの本郷薬師に集合し、班ごとに点呼を取ります。なかなか班が揃わなかったり、逆に早く来すぎて点呼をしてもらえなかったり、状況は班ごとに様々でしたが、何とか全ての班が、無事にスタート。次の行き先は、東京大学のキャンパス内の三四郎池です。

東京大学の構内を散策し、大学がどのようなところなのか、どのような人がいるのかなどを学びました。三四郎池では池の鯉や亀にはしゃいだり、大学の広さに驚いたり、それぞれ刺激を受けていたようです。池のほとりで担当の先生のチェックを受けて、次に向かうは根津神社です。

根津神社では、担当の先生にチェックを受けて、境内を散策しながら古い楼門や社殿を観察し、歴史の重みを実感しました。

続いてのチェックポイントは、鐙坂及び樋口一葉旧宅です。閑静な住宅街に隠されたようにひっそりと存在している樋口一葉ゆかりの井戸は、まるで、時間の中に秘められた歴史の宝物を探し出すような感じです。みんなそっとそっと足を踏み出しながら、どきどきしていました。

次はいよいよゴール。文京区ふるさと歴史館です。坂の上にたたずむ歴史館は、少し入り組んだところにあって見つけにくく、辿り着けない班も多いかと心配していましたが、見事、全班が到着しました。こちらも歴史を学ぶのには最適の施設で、それぞれが館内の展示品に目を奪われ、時代を感じていました。

中3生は来年は高校生になるので、今回が最後の中学行事ということでしたが、誰一人としてけがもなく、楽しい思い出を作ることができ、無事に終了しました。

 

根津神社にて。試験明けのテンションは高いです。

根津神社にて。試験明けのテンションはいつもよりも高いです。

班の仲間とはもはや気の置けない間柄です。

班の仲間とはもはや気の置けない間柄です。

東大の構内。広くて迷う班も。

 

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最後の中学行事は楽しい思い出になったようです。