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学研・大堀精一先生講演会

今月刊行のご著書

今月刊行のご著書

 

5月17日(木)、高3選択国語表現(担当及川)の授業で、学研アソシエ・大堀精一先生の講演会を開催しました。この授業は、慶応大学などを志望する14名が履修しており、毎年この時期に大堀先生に講演をお願いしています。

大堀先生は、「学研・進学情報」監修のかたわら、同社小論文入試問題分析プロジェクトチーム編集長を兼務しておられます。東京都の私立学校教員対象の講演会はじめ、全国津々浦々をご講演で行脚されている斯界のカリスマ、〝小論文の神様〟とでもいうべき方です。折しも、今月『小論文 書き方と考え方』(講談社選書メチエ)を刊行されたばかりで、話題性の点でもタイムリーな開催となりました。

熱の入ったご講演の様子

熱の入ったご講演の様子

 

今回のご講演は2部構成で、第1部では、「良い答案とはどういうものか」をテーマに、実際の問題と答案とを多数挙げつつ、入試小論文に取り組むうえでの、具体的な指針を示していただきました。第2部では、「小論文は社会問題」という観点から、今春問われたテーマをもとに、入試小論文のトレンドに関して鋭い分析をお聞かせくださいました。大堀先生のお話は熱を帯び、聴き手の生徒と相呼応しつつ、気が付けば予定の2時間を大きく超過していました。

大堀先生は冒頭、本校でのご講演について、「全員が本気で小論文に取り組もうとしている人たちなので、毎年楽しみにしている」とおっしゃり、「今日は、〝高い所〟からお話しします」と、教員対象の講演会以上の内容まで踏み込みお話ししてくださいました。生徒諸君には、相当難度の高い講演だったと思いますが、第1部では実際の答案執筆について、第2部では入試小論文のトレンドについて、それぞれ大きく、強固な見取り図を示していただいたと感じます。今後折に触れて、大堀先生のお話が思い起こされることでしょう。

一言も聞きもらさじと生徒も真剣

一言も聞きもらさじと生徒も真剣

 

大堀先生、ご多用中にも関わらず今年もお越しくださり、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。