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2021年度冬期進学講習:伊豆大島野外調査Ⅰ・Ⅱ

進学講習では、主に最近の大学入試問題の演習・解説を中心として、短期集中で実力の養成を図っています。

補習・講習

2021年度冬期進学講習では、新しい試みが行われました。

伊豆大島野外調査Ⅰ・Ⅱ

現地で「本物」に触れる

社会科教諭が講座を開設し、高校1年生16名、高校2年生2名の生徒が参加しました。火山島大島の地形や防災対策について学びました。

  • 「伊豆大島野外調査Ⅰ」
    講習1期3限(12月14日から16日まで)
    野外調査(フィールドワーク)の方法、伊豆大島の自然環境、防災・減災の取り組みについて学ぶ。伊豆大島野外調査Ⅱを受講すること。
  • 「伊豆大島野外調査Ⅱ」
    12月18日の午後から19日かけて、伊豆大島で野外調査(フィールドワーク)を行う。
    ※教材費不要、宿泊費・交通費は実費。

「堆積工」の写真です。写真の右側が三原山です。流れてくる溶岩を受け取める堆積工は高さ3メートルに及びます。堆積工の左側は大きなくぼみが掘られており、人々が避難をするための時間を稼ぐために、堆積工が受け止めきれなかった溶岩や土砂を一旦溜め置く仕組みになっています。


バームクーヘンと呼ばれる伊豆大島の地層切断面です。大島一周道路建設の際、直角に山を切り崩したところ、断面に木目のような地層が現われたそうです。

調査行程

岡田港〈集合〉⇒温泉ホテル⇒駐車場の路頭観察⇒三原山登山出発…噴火による植生の一次遷移を観察[カルデラ内になる再生の一本道]…裏砂漠……⇒1986年B火口⇒A火口…⇒1986年溶岩先端に上り、溶岩上に根を張るハチジョウイタドリの観察をしながらアア溶岩に触れる⇒パホイホイ溶岩に触れる

山頂駐車場⇒1986年C火口⇒大島町メモリアル公園⇒大金沢堆積工…地層切断面を観察⇒岡田港〈解散〉